肩が上がらない、
夜中に突然痛みが出てからずっと痛む期間が長い。
これらを総称して、四十肩や五十肩と呼びます。
この施術は本当に難しく、
1回で寛解するものもあれば、
数回の施術が必要な時や、
10回以上の施術が必要な場合もあります。
痛みの期間が長引き、
それを何十年と放置して更に酷使して使い続けてしまうと、
可動域を広げる為にはそれなりの回数が必要になってしまうのです。
筋膜と言って、筋肉をサランラップのように覆っている膜があるのですが、
この筋膜が癒着を起こし、肩の部分でこじらせてしまっている状態です。
イメージがついたかと思いますが、
癒着した筋膜を放置して更に使い続けてしまうと・・・。
また、
潤滑油として働くヒアルロン酸も年齢と共に減少する理由もありますが、
一番の原因は先にも書いたように、
放置していても尚、酷使して使い過ぎている事です。
では、どうしたら解決するのか???
軽いストレッチや温める事、
意識して肩の可動域を自分で広げていくようにリハビリが必要になってきます。
整形外科や整骨院・接骨院では、
このようなリハビリなどをしてくれます。
そして、その治癒力を早める為に効果が高いものが【鍼灸】です。
筋膜へダイレクトにアプローチ出来るからです。
ですので、
出来るだけ肩の痛みが出た時には放置せず、早めに病院で受診してもらう事が最善です。
この理由として、
放置すると痛みが酷くなり、
夜中の激痛を伴う【夜間痛】と言う期間を迎えてしまうからなのです。
そして、
これと間違えやすいものが、
腱板断裂(けんばんだんれつ)や肩峰下滑液包炎(けんぽうかかつえきほうえん)、
などと呼ばれるものです。
四十肩・五十肩と似ているからと放置してしまったり、
病院受診をせずに治療を求めにいらっしゃる方も多いのですが、
腱板断裂などはリハビリで済む方もいますが、
手術が必要になってくるケースもあるのです。
肩の故障は非常にやっかいで時間がかかります。
ですので、少し気になると思ったら早めの対処をして頂くとよいと思います。
ではまた!(*^ー^*)/
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